キングスバリー ゴールド クロフテンギア 12年

ハイランド

ボトル情報

  • 輸入社:株式会社ジャパンインポートシステム
  • 種類:スコッチ(シングルモルト)
  • 蒸留所:ロッホローモンド
  • 地域:ハイランド
  • アルコール度数:56.0%
  • ボトラー:キングスバリー
  • ボトル写真

クロフテンギアはロッホローモンド蒸留所で造られるピーティーな原酒の銘柄です。
こちらのボトルはキングスバリーの通称ゴールドと言われるボトルでカスクストレングスのシリーズとなります。
こちらのボトラーはボトル表面に大きく蒸留年が書かれていることがわかりますが、おそらくヴィンテージを重要視しているのでしょうかね。

ボトルリング本数は304本です。当たり前ですが希少価値を感じられて大切に飲まなければと思わせてくれますね。
樽はホグスヘッドと書かれているだけですが、バーボン樽の組み換えホグスヘッドという認識です。

ちなみにこのようなカートン?に入っていました。箱自体のクオリティは特段高くはありません(笑)

購入情報

  • 購入場所:オンラインショップ
  • 購入時期:23年9月ごろ
  • 開栓時期:ほぼ購入時期と同様
  • テイスティング日:24年3月20日

テイスティング

色:

 薄黄色

粘度:

 高い

香り:

 焼きたてのトースト、昆布出汁
 麦の甘味、ほんのりチョコレート

味:

 濃厚な蜂蜜から、トーストの香ばしさと昆布出汁
 中盤では乾いたスモーキーと変わらず蜂蜜の甘味
 終盤ではブリニーさとレモンの酸味
 余韻は短めで糖蜜の甘味と海の香

 少し加水するとさらに甘味が全面的に広がる
 砂糖が入っているのではないかと思うほど甘みを感じる
 最初から終盤まで濃厚な甘味をベースにスモーキーさや香ばしさ
 塩気などの要素でうまく組み立てられている。

 加水を多くしていくとあまり好ましくないビターさが強まってくる。
 相変わらず甘味は強い

総括

5段階評価:4

オイリーでかなり濃厚な甘味、度数の高さは全く感じさせずピート感はそこまで強くは感じないがアクセントとして程よく効いている。

シームレスに味わいが移ろい、違和感なく様々な面を楽しむことができるため完成度はかなり高い一本と感じた。

あとがき

開栓時から香ばしいトーストの風味を強く感じ、期待感は高かった。

やはりロッホローモンド蒸留所のボトルはどれも好みであると再確認できるボトルでした。

クロフテンギアはヘビリーピーテッドなんですがこのボトルからはピートをそこまで前面には感じずあくまでアクセントの一つとしてとらえていました。

私がうまく拾えなかったのか、そもそもボトルとして主張はそこまで強くなかったのか。。。違うボトリングのクロフテンギアも飲んで比べたいですね。

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