キルケラン 12年

キャンベルタウン

ボトル情報

  • 輸入者及び引き取り先:有限会社ウィック
  • 分類:スコッチ(キャンベルタウン)
  • 種類:シングルモルト
  • アルコール度数:46%
  • 蒸留所:グレンガイル
  • ボトル写真

数少ないキャンベルタウンの蒸留所のシングルモルトです。こちらはかの有名なスプリングバンク蒸留所のオーナー家が所有しているので姉妹蒸留所のような感じかと思います。グレンガイルで使用しているモルトはすべてスプリングバンクでのフロアモルティングで製麦されたモルトらしいです。
特徴的なラベル上部の絵に関しては軽く調べましたが、蒸留所の窓?から見える近くの教会のようです。確信はないですが。。。

46%ということもあり、ノンチルフィルタードですね。着色もしていないとのことです。
以下に記載内容を記載しますが、やはり近くの教会が関係ありそうな聖キーランという名前も出てきています。
キルケランの銘柄についても記載していますが、確かにグレン~はスペイサイドを彷彿とさせるので諸事情があるとはいえ、ちょっと違った名前を付けるのはわかりやすくていいですね。

記載内容
「Mitchell’s Glengyle Ltd. are very proud to be continuing and adding to the great Campbeltown Distilling tradition and the choice of name reflects that.
Kilkerran is derived from the Gaelic’Ceann Loch Cille Chiarain’ which is the name of the original settelement where Saint Kieran had his religious cell and Campbeltown now stands.
Killkerran is thought to be a suitable name for a new Campbeltown Malt since it was unusual for the old Campbeltown distilleries to be called after a Glen, acustom more usually associated with the Speyside region.」

Google翻訳
「ミッチェルズ グレンガイル社は、キャンベルタウン蒸留所の偉大な伝統を継続し、さらに加えることを非常に誇りに思っており、名前の選択はそれを反映しています。
キルケランは、ゲール語の「Ceann Loch Cille Chiarain」に由来しており、これは聖キーランが宗教的な独房を持ち、現在キャンベルタウンが立っている元の居住地の名前です。
キルケランという名前は、新しいキャンベルタウン モルトにふさわしい名前だと考えられています。なぜなら、古いキャンベルタウン蒸留所がグレンにちなんで呼ばれるのは珍しいことでした。グレンは通常、スペイサイド地域に関連付けられている習慣です。」

購入情報

  • 購入場所:不明(記憶なし)
  • 購入時期:2021年ごろ
  • 開栓時期:2021年ごろ?
  • テイスティング日:2024/7/15

テイスティング

色:

 薄褐色

粘度:

 高い

香り:

 オーク樽、アルコール刺激
 ほのかに潮っぽさ、オレンジ

味:

 ビターさと紙っぽさ、さっぱりとした蜂蜜
 中盤から塩味が強まり
 終盤は香ばしい樽の木材感とはちみつの甘味が広がる
 余韻は塩味がじわじわ、唐辛子のスパイシーの後、蜜の甘味が残る

総括

5段階評価:4

飲みはじめは少し雑味も含み、香りにもアルコール感を強めに感じた。中盤から終盤にかけてはとても秀逸な味わいで岩塩のような上品な塩味を、強く感じることができた。

終盤からの味わいの膨らみがとても心地よく、余韻にしっかり塩味を感じるボトルは他になかなか感じたことが無い。

あとがき

キャンベルタウンモルトらしく、塩味を感じることができた。

スプリングバンクはほぼ飲む機会がないため、個人的にはキャンベルタウンモルトを思い浮かべるときはまずキルケランを思い浮かべるようになっている。。

瓶底まで減ってしまっている状態でのレビューとなったので、スプリングバンクとの比較も含めてまたレビューできるといいですが。。。なかなか実現できないかも。。。

カートンについて

表面はエンボス加工のようなぼこぼこした紙材になっており、高級感はそれなりにありました。
基本はボトル表示と同じ様子でした。

こちらもボトル表記と同じ内容が記載されていました。
どこで買ったかも忘れてしまって。非常に時間をかけて飲んでいたのですが、記事書くにあたり調べていたらウィスク・イーさんが輸入しているという情報が多かったのですが、これは違うのが気になりましたが、調査はまた今度してみます。

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