シングルキャスク カリラ 8年 2013年

アイラ

このブログでは、僭越ながら私自身の主観で5段階評価させていただいております。
評価はブログ名の通りストレートと加水のみでおこなっております。

ウイスキーは人によって感じ方が様々かと思いますので、あくまで個人の意見として、
ボトルの雰囲気を知りたい方や私と好みが近い方は参考にしていただければと思います。

5段階評価

5段階評価:4

カリラらしい煙たいスモーキーさをしっかりと感じられた
フィニッシュに感じるミーティさがはっきりしており、甘み、スモーキーさ
スパイシーなど満遍なく多彩な味を感じられ飽きがこない
やや強く感じるアルコール刺激と強めの溶剤感がポジティブには捉えられなかった。

購入情報

  • 購入場所:ウイスキーハーバー(2024) シングルキャスク様ブース
  • 購入時期:2024年4月ごろ
  • 開栓時期:2024年末ごろ
  • テイスティング日:2025年4月5日
  • 購入価格(当時):¥3,500

ボトル情報

  • 輸入者:(株)シングルキャスクジャパン
  • 分類:スコッチ(アイラ)
  • 種類:シングルモルト
  • 蒸留所:カリラ
  • アルコール度数:56.9%
  • ボトル写真

かわいいミニボトルながら中央上部の刻印のような
装飾もあり飾りたくなるデザインです。
熟成年数と蒸留所、カスクナンバーとアルコール度数が記載されています。
ヴィンテージ年数は記載されていないようなので購入時の情報を調べると2013年蒸留のようでした。

裏面は日本向けの表示ラベルが貼っています。 

側面
前面から流れるようにラベルが貼られています。
QRコードでサイトに飛べるのと、スコットランドの地図が書かれておりどこの地域のシングルモルトか一目でわかるようになっております。

テイスティング

【色】
 薄褐色
【粘度】
 非常に高い
【香り】
 全体的にやや薄め
 コクのある黒糖
 乾いた木材
 磯
 チョコレート
【味】
 はじめにメープルシロップのまったりとした甘さと有機溶剤
 中盤からタールの重厚なスモーキーと黒胡椒のスパイシー
 少し遅れてカリカリベーコンを思わせる香ばしいミーティーさと
 シェリー由来のほっこりとした甘さ
 余韻はややアルコールのピリピリとともに穀物の甘み

 少しの加水で
 序盤の甘さが開いてふくよかになる
 スパイシーさは強まり、スモーキーさは若干薄まる
 
 さらに加水
 かなりライトな印象に変わる
 綿菓子のような甘味とアクセント程度のスモーキー

あとがき

2024年ウイスキーハーバーで購入したミニボトルになります。
2025年参加直前ということでレビューさせていただきました。
(投稿は遅くなってしまいましたが。。。)
ボトルに樽構成の記載もなく、若干シェリー樽感を感じることから
2ndフィルのシェリー樽熟成予想してましたが、調べると当時公式から出ている情報で
ペドロヒメネス樽のフィニッシュとのことでした。
普段オロロソシェリー樽のフィニッシュのボトルを飲むことが多い気がしますので
ペドロヒメネスの印象とカスクフィニッシュによる原酒への影響という2つの要素に対して
少しつかめたような気がする勉強になる1本でした。

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