ザ・クラシックラディ

アイラ

このブログでは、僭越ながら私自身の主観で5段階評価させていただいております。
評価はブログ名の通りストレートと加水のみでおこなっております。

ウイスキーは人によって感じ方が様々かと思いますので、あくまで個人の意見として、
ボトルの雰囲気を知りたい方や私と好みが近い方は参考にしていただければと思います。

5段階評価

5段階評価:4

ハウススタイルがしっかりしている印象で
大麦の素朴な甘みと華やかさ、磯っぽい香りとグラッシーさが癖になる
若干えぐみを感じる果実感を感じる

購入情報

  • 購入場所:酒屋
  • 購入時期:23年7月ごろ
  • 開栓時期:23年7月ごろ
  • テイスティング日:23年9月24日

ボトル情報

  • 輸入者:Remy Cointreau Japan株式会社
  • 瓶詰:オフィシャル
  • 種類:スコッチ(アイラ)
  • 蒸留所:ブルックラディ蒸留所
  • 度数:50%
  • ボトル写真

上部と丸形のスタンプには「PROGRESSIVE HEBRIDEAN DISTILLERS」の文字があります。
ヘブリディーズ諸島はアイラ島も含まれる島々であり、その中でも革新的な蒸留所であることを謳っています。
左下の文言は以下の通り

IT IS OUR MISSION TO PURSUE THE ULTIMATE PEDIGREE.
PROVENANCE AND TRACEABILITY OF OUR RAW MATERIALS – CHIEF OF WHICH IS OUR BARLEY – AND TO PUSH THE BOUNDARIES OF THE CONCEPT OF TERROIR IN ARTISANAL SINGLE MALT WHISKY.

Google翻訳
「究極の血統を追求することが私たちの使命です。
原材料(その中心は大麦)の産地とトレーサビリティを確保し、職人技が光るシングルモルトウイスキーにおけるテロワールの概念の限界を押し広げること。」

上述したテロワールを大事にしているという事ですね。

裏面には日本向けの記載があります。
50%のアルコール度数です。

※ちなみにブルックラディ蒸留所はテロワールを重視しているらしくボトル裏面下部の情報から
どのような構成でブレンドされているものかなどを知ることができます。
(このボトルは22/214)
全て貼ると長いのですまとめだけですが、様々な情報が知れます。
該当ページから上のような5桁の数字を入れることで詳細を見ることができます。

2022年瓶詰
83カスクでヴァッティングされたボトルになり
4つのヴィンテージ(蒸留年)、6つの大麦種、13の樽の種類があるとのことです。

EUの法律上の問題で最も最近のヴィンテージ表記しかできないらしいです。
構成原酒の一部抜粋ですが、No.2のカスクは白塗りになっていて2014年以前の蒸留かと思われます。
こちらのボトルは最低熟成年数が2015年蒸留で2022年瓶詰なので最低6年以上熟成されたシングルモルトウイスキーということですね。

味わいもレーダーチャートのように示してくれます。
FRUITY,FLORAL,VANILLAの項目が強めなので、華やかさを思わせますね。

テイスティング

【色】
 薄い褐色
【粘度】
 かなり高め
【香り】
 大麦の素朴な香り、ナッツのような香ばしさ
 ほんの少しエステリーで花のような香り
 アルコールは少しツンとくる
【味】
 口当たりはなめらかで糖蜜や綿飴の甘さから始まり
 中盤にかけてスパイシーさが強まり少しえぐみのある熟した果実
 ドライフルーツが顔を出す
 終盤ではアルコールの程よい刺激と清涼感のある草のような香り
 モルトの素朴な甘味がじわじわ広がり
 余韻は引き続いてモルトの優しい甘味とスパイシーが続く

あとがき

先述の通りブルックラディ蒸留所は私の好みに合っている印象を持っています。
今回テイスティングしたクラシックラディは最近ボトルデザインが変更されたとのことで
中身にも違いがあるか機会があれば飲み比べたいところです。
蒸留所の個性がよく出ている印象でおいしく、こちらはノンピートのボトルなのですが
同蒸留所からは、ポートシャーロットやオクトモアなどよりピートの強い銘柄もオフィシャルで出ています。
限定品も毎年様々だしているので、色々飲んでいきたいですね。
ポートシャーロットはボトル所有しているので近々レビュー予定です。


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