ロッホローモンド シグネチャー ハイボール

4.0
RTD缶レビュー

評価

5段階評価:4

香り立ちからは薄めだがウッディさレモンのような柑橘を感じ期待感あり
味わいは樽由来としてはシェリー樽様のベリー系の甘味が程よく感じられる
ロッホローモンドらしい乾いた木材感を感じられ個性的
中価格帯としてはややパンチに欠けるか

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購入情報

  • 購入場所:セブンイレブン
  • 購入時期:25年11月20日
  • 開栓時期:25年11月23日
  • テイスティング日:25年11月23日

テイスティング

香りは
全体的に薄め
仄かにバニラ、樽香、レモン
穀物の甘味

味わい
濃い味わい
ブラックチョコレートのビターさとベリー系の甘やかさ
中盤にかけてセメダイン系の薬剤と木材のニュアンス
飲み終わりはドライでほのかなベリー系の甘やかさが余韻に残る

缶情報

  • 販売者:株式会社都光
  • 製造所:三幸食品工業株式会社
  • 種類:ブレンデッドウイスキー
  • 原材料名:モルト、グレーン(イギリス製造)/炭酸
  • 原料原産地名:スコットランド製造(モルトウイスキー)
  • アルコール分:8%
  • 価格:298円(税込み)
  • 缶写真

続々と発売されるスコッチハイボール缶ですが
今回は「ロッホローモンド シグネチャー」
のハイボールとなります。先日のブルックラディと違いそもそもグレーンが入っている
ので細かい問題はないのだろうと思います。
TWSC2024で受賞していることが控え目に記載されています。
缶の表は知っている人なら一目でロッホローモンドと分かりますね。

側面です。
改めて原材料はウイスキーと炭酸のみでまさにウイスキーのハイボールです。

裏面です。
細かい説明を入れてくれています。
上段はこのハイボールが作られているボトルの説明

モルトウイスキーとグレーンウイスキーの両方を製造するロッホローモンドだからこそ実現したシングルブレンデッドウイスキー「ロッホローモンド シグネチャー」に炭酸のみを加えたこだわりのハイボールです。柑橘系果実を想わせる爽やかな風味に、オロロソシェリー樽とリチャーアメリカンオーク樽の熟成による甘さが調和した、飲み飽きない味わいに仕上がりました。

正直初心者からすると、シングルブレンデッドや樽の種類は???となってしまいそうですね。
次は下段で蒸留所の説明

1966年にスコットランド最大の湖「ローモンド湖」の畔に誕生。特殊なストレートネックのポットスチルが有名ですが、スワンネックのポットスチルや連続式蒸留器も保有しており、多彩な蒸留器から生まれる数々のユニークな原酒を造っています。またスコットランドでもごくわずかとなった、自社敷地内に樽工場を保有する蒸留所のひとつであり、蒸留から熟成まで一貫して管理することを可能にしています。

QRコードも記載されており、ロッホローモンド公式ページ(以下)に飛ぶようです。
https://lochlomondwhiskies.jp/

もう一方の側面
冷やして飲むなど注意書きがあります。

あとがき

ロッホローモンド好きとしては、間違いない味わいでした。
思ったよりシェリーシェリーしてる印象で、甘味の由来も穀物用が多くグレーンが多い印象
モルト感は取りづらかったのですが、インチマリンなどにも通ずる印象も持てたので
しっかりとモルトの味わいも入っているのだと思いなおしました。
価格帯としてはミドルレンジで競合としてはサントリーのAoやカバランが入ってくるので
Aoは飲んだことないですがカバランのドライの完成度は素晴らしく、ややパンチに欠ける印象
を抱いていしまいました。
製品としての完成度は高く、ロッホローモンドが気になる方にはハウススタイルが安価にわかる
素晴らしい製品化と思いました。
とはいえ、ロッホローモンドは安価帯のラインナップも豊富なのでそちらを買われても良いかもですね。

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