ジャックダニエル ボトルド・イン・ボンド 100プルーフ

4.0
テネシー

このブログでは、僭越ながら私自身の主観で5段階評価させていただいております。
評価はブログ名の通りストレートと加水のみでおこなっております。

ウイスキーは人によって感じ方が様々かと思いますので、あくまで個人の意見として、
ボトルの雰囲気を知りたい方や私と好みが近い方は参考にしていただければと思います。

5段階評価

5段階評価:4

濃厚な甘やかさとナッツの香ばしさ
アメリカンウイスキーらしい溶剤感は程々に、樽感は強く感じられる
スパイシーさも良いアクセントとなるが、ややアルコールの刺激は強かった

購入情報

  • 購入場所:香港空港
  • 購入時期:2023年7月
  • 開栓時期:2023年7月
  • テイスティング日:2025/6/9
  • 購入価格(当時):忘れました

ボトル情報

  • 輸入者及び引取先:-
  • 分類:アメリカン(テネシー)
  • 種類:-
  • 地域:テネシー州
  • アルコール度数:50%
  • ボトル写真

通常のジャックダニエルNo.7と近いデザインです。
真ん中には「BOTTLED AT 100 PROOF」と記載されており100プルーフ(50%)で瓶詰されていることがわかります。
「Tennessee SOUR MASH WHISKEY」とのことで
サワー・マッシュ法とはアメリカンウイスキーで用いられている製造法で、蒸留残液を次回分のコーンを糖化する際の仕込み水に25%ほど加える方法のことらしいです。
「BOTTLED-IN-BOND」の記載もあります。
こちらはアメリカンウイスキーにおいて、熟成4年以上で
1シーズンで蒸留した原酒のみを用いてアルコール度数50%で瓶詰めしたものが記載できます。

ボトルドインボンドの説明。
「During the 1890s, Mr. Jack Daniel entrusted his whiskey to the now familiar square bottle to ensure its quality “Until Seal Is Broken.”
The United States Government then followed suit by unveiling the Bottled-in-Bond Act identifying whiskey from a single season matured in a bonded barrel house and bottled at 100 proof.
This rich, bold whiskey honors the spirit of both.」
Google翻訳
「1890年代、ジャック・ダニエル氏は、その品質を「封が破られるまで」保証するため、今ではお馴染みの四角いボトルにウイスキーを託しました。
その後、アメリカ合衆国政府もこれに倣い、保税樽で熟成されたシングルシーズンのウイスキーを100プルーフで瓶詰めしたウイスキーを認定する「ボトルド・イン・ボンド法」を制定しました。
この豊かで力強いウイスキーは、両者の精神に敬意を表しています。」

裏面は比較的簡素です。
テネシー州のリンチバーグという都市名が目立って書かれています。

こちらの側面には様々書かれております。
古い蒸留所であることや100プルーフ、チャコールメローイング、蒸留所で造っているバレルでの熟成をしていることや各々の樽は異なるが瓶詰め後は同じ味わいであることなどが書かれているようです。

テイスティング

【色】
 褐色
【粘度】
 高い
【香り】
 ブラウンシュガー
 ほんのりベリー
 オーク樽
 薄目のセメダイン
【味】
 序盤はメープルシロップの甘やかさから
 中盤から焦げた樽香、ローストアーモンド
 終盤でビターさとミント、黒胡椒
 余韻はピリピリとしたアルコール

 少しの加水で
 甘さが延びて、全体まとまりが良くなる

 さらに加水
 特に特徴は変わらず、やや樽感が目立つように

あとがき

ジャックダニエルNo.7にはバナナ感が結構目立つ印象です。
こちらはほぼ感じ取れませんでした。ボディもしっかりしているので、飲みごたえがあり
満足感があります。ハイボールは非常に美味
香りで一瞬ベリー系を感じたのですが、それ以降は捉えることができず
何由来になるのでしょうか。気のせいかもしれませんが。。。

カートン

表面はボトルと似通っています。
蓋部分には開封時に破れるシールがついています。

側面は左右同じデザインで筆記体でジャックダニエルとあります。

裏面はボトルとは異なる文言が書かれているようです。
「JACK DANIEL’S BOTTLED-IN-BOND IS A RICH, BOLD WHISKEY THAT HONORS THE 1890s, THE TIME WHEN MR.JACK BEGAN BOTTLING WHISKEY IN HIS SIGNATURE SQUARE BOTTLE.
THAT ERA ALSO MARKED WHEN THE UNITED STATES GOVERNMENT PASSED THE BOTTLED-IN-BOND ACT.」
Google翻訳
「ジャックダニエルのボトルド・イン・ボンドは、ジャック氏が彼の代表的な四角いボトルでウイスキーの瓶詰めを始めた1890年代に敬意を表した、濃厚で力強いウイスキーです。
この時代は、アメリカ合衆国政府がボトルド・イン・ボンド法を可決した時代でもありました。」

下段には
「THE BOTTLED-IN-BOND DESIGNATION WAS ONLY AWARDED TO WHISKEY AGED FOR AT LEAST FOUR YEARS, DISTILLED DURING A SINGLE SEASON, CRAFTED AT ONLY ONE DISTILLERY AND BOTTLED AT 100 PROOF.
THESE EFFORTS, EVEN TODAY, ASSURE DRINKERS THAT THE WHISKEY IS OF THE HIGHEST STANDARD OF QUALITY.」
Google翻訳
「ボトルド・イン・ボンドの称号は、少なくとも4年間熟成され、単一のシーズンに蒸留され、1つの蒸留所でのみ醸造され、100プルーフで瓶詰めされたウイスキーにのみ与えられます。
こうした努力は今日でもなお、ウイスキーが最高水準の品質であることを消費者に保証しています。」

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